顔面神経麻痺における日常生活上の注意点5つをご紹介します。
①お顔の強い運動を避ける
麻痺した顔面表情筋を動かそうと練習することは避けましょう。
むしろリラックスさせ、マッサージやストレットをしっかり行うと◎です。
②低周波治療NG
低周波通電を行うと、神経が再生してくるときに迷入促進してしまったり、病的共同運動が出ている方の筋力も増強してしまうリスクがあるため禁忌となっています。
③会話・食事の時は目を意識して
会話や食事中はお顔の筋肉をよく動かしています。後遺症である病的共同運動では、口を動かして目が閉じてしまうことがありますが、これを予防・軽減するために、目を意識して開けましょう。
④会話・食事後などはすぐマッサージやストレッチ
お顔の筋肉をよく使ったあとは、すぐにほぐしてあげましょう。
⑤いつもお顔はリラックスを保つ
表情筋をこわばらせないように、お顔は力を抜きましょう。
⑥お顔の防寒・保温
麻痺している側の血行をよくするために、温熱療法や、外出時にマスクをするなどして保温をしましょう。